「CoCo壱番屋の創業精神に学ぶ・・」107号

昨日、コロナの状況の中で、訪問のお許しを頂き、営業に行ってきました。帰りが

ちょうどお昼だったので、久しぶりに「ココ壱」でカレーを食べてきました。

少しお高くトッピングを少々で¥1000超えです。今日はココ壱ネタをご紹介致します。

ココイチは、宗次徳二さんと妻の直美さんが、1974年(昭和49年)に開業した喫茶店

「バッカス」で出していたカレーライスが好評だったことをきっかけに1978年

(昭和53年)「カレーハウスCoCo壱番屋」を創業しました。店名は「ここが一番や!」

の意味です。わかり易いですね。豊富なトッピングや辛さ指定、ライスの増(減)量が

出来るシステムを導入しており、現在は海外にも幅広く展開し最も大きなカレーチェーン

となっています。

株式会社壱番屋(カレーハウスCoCo壱番屋)の創業者で元会長の宗次 徳二さんは、

戸籍上は1948年10月14日、石川県生まれとされますが、両親が誰なのかわかりません。

兵庫県尼崎市の孤児院に預けられ、3歳の時に宗次福松・清子夫妻の養子となります。

宗次氏は並々ならぬ苦労を乗り越え、ココイチを巨大チェーンに育て上げたのです。

養父と2人、ろうそくの明かりで雑草を抜いて食べて飢えをしのいだことも・・。

近所の暖かな食卓がうらやましくて、食卓を覗く日々だったそうです。15歳まで

生活保護を受けて生活し、岡山県玉野市など各地の廃屋を転々として、パチンコ店で

零れ玉やシケモク(煙草の吸殻)を集めるなどして生計を助けていました。壮絶な少年期

を経て青年時代へ・・。精神の屈強さを見い出されて地元開発業、大和ハウス、不動産屋

で経験を積みました。いっぽう、「お客様の喜び」をより実感できる飲食業に取り組み

たいと考え、25歳、夫婦で名古屋郊外にて喫茶店を始めました。何よりもまず、

「お客様第一主義」ですね!と・・。自分たちのことは二の次で、お客様に身を捧げると

言われています。社長が誰よりも「超お客様主義」でなければならないでしょうとも・・。

創業者自身、「お客様の声を聞きたい」と思ってアンケートハガキを全店舗に導入したのが

1987年のことです。引退するその日まで、毎日 1000 通以上の回答を 3時間あまりかけて

読んだと言われています。結果をまとめ、全店舗へ毎月フィードバックもしていました。

「車のなかでクラシックも聞いたことが無いですね。」とも・・。「完全に遮断していま

した。その代わり、「会議中の音声テープや朝礼の音声テープを車内で聴いていました。

」夜遅くまで仕事することは日常でした。一番多かったのは店舗が気になって帰れない

ことが多かったと・・。1軒見に行ったらもう1軒、と気になってなかなか家に帰れなかった

そうです。そんな創業者のお話を聞き感動。ココ壱ファンに成りました。

長谷川 \(^o^)/

———————————————————————————AtoZtoA——Cosmetics

アザエンジニアリングの社長ブログもこまめに、更新していますので是非ご覧ください!

http://aza-eng.co.jp/archives/category/ceo